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普段のご飯&レシピ

白砂糖不使用&甘さ控えめ!簡単小豆の炊き方

#グルテンフリー#米粉ケーキ

こんにちは、ヨーコベイクスのヨーコです。今日はズボラでも簡単、小豆の炊き方をお教えします。この記事は、こんな方におすすめ。

  • あんこが好きだけど、市販のものは甘すぎて食べられない
  • 手作りあんこに挑戦したいけど、作り方がいまいちわからない
  • 自分で作るあんこは手間と時間がかかりそうで、なかなか挑戦する気になれない

小豆は昔から日本で食べられてきたスーパーフード。毎月1日と15日には小豆ご飯を食べる習慣が昔はあったほど。今ではおはぎやお赤飯に入っているなど、「特別な日のもの」という感覚がありますが、普段から積極的に取り入れたい食材の一つ。

でも市販のあんこって、白いお砂糖がたっぷり入っていたり、甘すぎたり、胃にもたれやすいでよね。とても「健康的」とは呼べないような甘さのものもあります。そこで私がおすすめするのが、手作りあんこ。手作りあんこのいいところは

  • 一気に作って小分けに冷凍できる
  • 毎日のおやつに役に立つ
  • 甘さを自分好みに調整できる
  • 好きなお砂糖が選べる

お砂糖についてはこちらのブログも参考にしてください。

https://yokobakes.com/whitesugar

それでは、スタート♪

準備するもの

  • 小豆
  • 好みのお砂糖(今回はてんさい糖を使いました)
  • 鍋(たっぷりの水が入る大きさのもの)

お砂糖は小豆の50%から60%を目安に。ご自身の好みに合わせて甘さを調節してください。今回は甘さ控えめで仕上げたいので50%をチョイス。小豆260gに対して甜菜糖130g を使いました。

美味しく炊き上げるコツ

コツ①
お砂糖を加える前に好みの柔らかさに煮ること。小豆はお砂糖を加えた後は、それ以上、柔らかくなりません。なので、お砂糖を加える前に柔らかくなるまで煮るのがコツです。

コツ②
2回目に炊く時の水をひたひたにすること。柔らかくなるまでに煮る水の量が多すぎると、最後、水分を飛ばすのに時間がかかってしまいます。豆を柔らかくするために煮るだけの水があれば OK なので、ひたひたからスタートして途中足りなくなったら足すなどしましょう。万が一 水が多すぎた場合は、お砂糖を足す前に水を少し捨ててもオッケーです。

作り方

①小豆を鍋に入れてざっと水洗いします。おすすめのお鍋は、熱伝導と保温性に優れているジオプロダクト。

②水をたっぷり入れて火にかけます。中火か強火。ジオプロダクトの場合はこれぐらいの中火で十分です。

③お湯が沸騰して小豆が踊るくらいになったら一度火を止め、 豆をざるにあげます。

④豆を鍋に戻し水をたっぷり入れたら再び火にかけます。中火か弱めの強火。

⑤再び豆が踊るくらいに沸騰したら、そのまま火を止めます。

⑥蓋をしたまま 1時間ほど放置。寝る前であれば翌朝まで放っておいても大丈夫。続きは次の日に。

⑦放っておいたお鍋の蓋を開け、再び豆をザルにあげます。

⑧豆をお鍋に戻し、ひたひたになるくらいの水を注ぎます。この時、お水を入れすぎないように注意してください。(上記のポイント2つ目)

⑨ここからは豆が十分 柔らかくなるまで煮ていきます。再びお鍋を火にかけます。中火でオッケー。

⑩コトコト沸騰したら、弱火にし、水が足りないようなら時々差し水をしながら、豆が十分柔らかくなるまで煮ていきます。

⑪豆がスプーンの背ですぐ崩れるぐらい柔らかくなったら、お砂糖を入れるタイミング。

この時、水がちょうどひたひたぐらいであることを確認してください。この時点で水が多すぎる場合は、マグカップなどで水をすくうなどして、水をひたひたになるまで少なくしてください。

⑫お砂糖を3回に分けて加えます。 お砂糖を加えたらその都度混ぜてください。

⑬火を少〜し強めて、余分な水分を飛ばしていきましょう。

⑭炊き上がりのサインは、混ぜた時に 鍋 底が見えるぐらい。そして作った小豆がなめらかに木べらから落ちる硬さです。

炊いたあんこは冷めると固くなります。「ちょっと柔らかすぎかな」という程度で火を止めるのがコツ。

⑮最後にお塩をひとつまみ入れて味を整えます。

⑯ホーローなどの容器に入れて粗熱を取ったら出来上がり♪

お豆ってコトコト長時間煮るというイメージがありますが、意外とそうでもありません。火のそばにいるのは、ほんの少しの間だけ。このレシピの場合、工程⑤までやれば、その後は次の日に回してもOK。なので夕飯を作りながら、また、洗い物をしながらなど、空いてる時間に空いてるコンロでできるのも魅力的。

作ったあんこは、多すぎたら小分けにして冷凍保存がおすすめ。むしろ、一気に大量に煮て冷凍保存しておけば、楽ちんです。

作ったあんこの活用方法

①おしるこ。あんこを水で伸ばして温めて、 白玉団子と合わせればおしるこの出来上がり。

②きな粉ボール。あんこをサランラップで丸く丸めてきな粉をふりかければ、ヘルシーおやつの出来上がり。

③あんバタートースト。言うまでもなく 王道の組み合わせ。

④バニラアイスのトッピングに♪

⑤シフォンケーキにサンドする。クリームも足せば 贅沢なおやつに早変わり。

⑥大福に。そのまま大福でもよし、いちご大福でもよし。

⑦最後に私が一番よくやるのが、「そのまま食べる」です!!

以上、あんこの炊き方でした。最初は難しく感じるかもしれませんが、コツさえつかめば簡単です。手作りあんこの魅力は、

  • 好きなお砂糖を選べること、
  • 好きな甘さに調整できること、
  • 小豆の健康効果を取り入れられること。

お家で作ることのメリットはたくさんありますので、是非チャレンジしてみてくださいね。それではまた。

YOKO BAKES スパニアリー容子

この記事の著者

Yoko Wspanialy

1983年2月生まれ。奈良県出身、大学で上京。大学院からロンドンへ渡り、言語聴覚士となる。留学先のデンマークで出会ったポーランド人と結婚し、現地の病院にて7年勤務。イギリスで娘と息子を出産し、産休中に上司に頼まれてウェディングケーキを作ったのをきっかけに、ケーキ作りを仕事にしたいと願うようになる。BBCのブリティッシュベイクオフに応募し、最終選考まで残る。2016年末に日本へ引っ越し、現在鎌倉に在住。小麦アレルギーの診断を経て米粉に転換し、2021年に3月に実店舗をオープン。その開業記録や、ケーキをビジネスとして続けることのあれこれを書いています。

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