毎日食べたい!にんじんの驚くべき健康効果と上手な食べ方とは?
こんにちは、YOKO BAKESの店主、Yokoです。神奈川県藤沢市の、「片瀬」という江の島に近い場所で、グルテンフリー&イギリス菓子の専門店を経営しています。自身の小麦アレルギーをきっかけに、全て日本の有機米粉で焼いています。看板商品は何と言ってもキャロットケーキ。私が長く住んだイギリスの味を、米粉と減農薬人参、国産の材料をふんだんに使って、日本で再現しています♪
さて、そんなキャロットケーキ、原材料で一番多く含まれているのは、何と言っても、もちろん「にんじん」!生地に入れる米粉の何と1.6倍もの量の人参が入っています。ほとんど、人参です(笑)。
「キャロットケーキって、人参だから体にいいの?」
と、店頭でもよく質問を受けるのですが、そんな皆さんの疑問に答えるべく、この記事では、にんじんが持つ様々な健康効果とその効果を最大限に引き出すための食べ方について詳しく紹介します。
目の健康や免疫力の向上、また美容効果や消化機能改善など、ミドル世代の女性だけでなく、お子さまや若い方から、高齢の方まで、幅広い世代に渡って嬉しい効果のある「にんじん」を、今日は徹底的に知り尽くしちゃいましょう!調理方法や保存方法、簡単に取り入れるアイディアも掲載しています。健康的なライフスタイルを目指すあなたにとって、役立つ情報が詰まっていますので、ぜひ最後までお楽しみください♪
にんじんが体に良い理由
にんじんは、栄養価が高く、健康に嬉しい効果が多く含まれています。特にビタミンAやカロテノイド、免疫力を高める栄養素などが豊富に含まれており、日常的に摂取することでさまざまな健康効果を実感することができます。それでは、にんじんが体に良い理由について詳しく見ていきましょう。
ビタミンAの健康効果
まずは、「ビタミンA」。にんじんには、プロビタミンAの一種であるβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、視力の維持、皮膚の健康、肌の老化防止に役立つそうです。特に夜間の視力には深く関与しており、暗い場所での視認性を向上させる役割があるらしく、夜行性の現代人には嬉しい情報!また、ビタミンAは細胞の成長や再生に重要な栄養素で、免疫系の機能をサポートし、感染症から身体を守る力を高める働きもあるそうです。に、にんじん…、すごい!
抗酸化作用のあるカロテノイド
お次は「カロテノイド」。にんじんに含まれるカロテノイドは、強力な抗酸化作用を持つ成分で、体内の活性酸素を減少させる役割を果たします。活性酸素は細胞を傷つけ、老化やさまざまな病気の原因となるので、この働きを抑えてくれるカロテノイドは、嬉しい存在!特に、にんじんに多く含まれるα-カロテンやリコピンなどの成分は、がんのリスクを低下させる可能性があるとされています。最近の研究によると、カロテノイドには心血管疾患の予防にも寄与することが確認されています。にんじん、日頃から接種すると、健康維持に役立ちそうですね!
免疫力を高める栄養素
にんじんは、β-カロテン以外にも、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンCは免疫系を強化し、風邪や感染症から身体を守るために重要なビタミンです。また、食物繊維は腸内環境を整え、善玉菌を育てることで免疫力の向上につながります。皆さま「腸活」でもお馴染みの通り、腸内環境が良好であることは、全身の健康を促進し、免疫力を高めるためには欠かせません。(因みに店主ヨーコは胃腸が弱いので、いつも腸活中!)さらに、にんじんに含まれるミネラルやビタミンB群も、体のエネルギー代謝を助け、疲労回復やストレスへの抵抗力を高める役割を果たしてくれるそうです。
いかがでしょうか?たかが「にんじん」と言えど、かなり凄くないですか?このように、にんじんには体に良い理由がたくさんあります。普段の食生活に取り入れることで、健康維持や病気予防につながりそうですね。食べて損はないハズです!
にんじんの嬉しい効果
先ほど紹介したように、にんじんは、栄養豊富で、私たちの健康に多くの良い効果をもたらします。ここでは、特に目の健康促進、消化機能の改善、そして美容効果に焦点を当てて、その嬉しい効果を詳しく解説して行きましょう。
目の健康促進
にんじんには、濃いオレンジ色の色素成分であるβ-カロテンが豊富に含まれています。このβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、視力にとって非常に重要な役割を果たします。ビタミンAは、
- 網膜の健康を保つために必要不可欠
- 視力の低下や夜盲症を防ぐ助けになる
- 光に対する感受性を高め、暗い場所でも物を見る能力を向上させることが知られている
しかも!にんじんに含まれる抗酸化物質は、目の健康を保つために重要な役割を果たします。紫外線や環境ストレスから目を守るために、これらの抗酸化物質が細胞を保護し、加齢に伴う視力の変化を抑えることができるという研究結果もあります。紫外線や画面にいつも晒されている私たちには、何とも嬉しい情報ですね。このように、にんじんは目の健康の維持に貢献する素晴らしい食材なのです!
因みにわたくしヨーコ、目がめちゃくちゃ悪いです。小さいころ「斜視」という目の病気になり、手術もしたため、そこから視力が一気に低下。小学生からめがねっ子で、中学生から今の今まで、ずっとコンタクトです。かわいい眼鏡が欲しいんだけど、私の視力では、瓶の底みたいな厚さのレンズになってしまうので、みんながかけてるみたいな、流行りの可愛い眼鏡がかけられないんです…涙。小さいころ、もっとキャロットケーキ食べとけば良かったなぁ~。←昭和にキャロットケーキはなかった(笑)
消化機能の改善
次に、にんじんの「お腹」への嬉しい効果です。にんじんは食物繊維を豊富に含んでいて、特に水溶性食物繊維であるペクチンが優れた効果を発揮します。これにより、腸内環境が整い、便通が良くなります。食物繊維は腸内の善玉菌を活性化し、消化を助けることで、腸内フローラを健全に保つ役割を果たします。また、にんじんの食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨張するため、便を柔らかくし、スムーズな排便を促進します。
さらに、にんじんは低カロリーであるため、ダイエット中の方でも安心して食べることができ、満腹感を得られやすい食材です。適量のにんじんを摂取することで、消化機能を効率良く改善し、健康的な腸内環境を実現することができます。
胃腸が弱く、年中「腸活」をしている私ヨーコみたいな人には、朗報です。しかも、にんじんは、漢方でも使われるほどで、身体を温める作用があるって言うんだから、最高ですね。以前、私は「桂枝人参湯」、という漢方を処方してもらったことがあるのですが、キャロットケーキのお店のオーナーとしては、ちょっと笑ってしまいました…(腸活のプロによると、これは高麗人参のことだそうです!)
にんじんの美容効果
最後に紹介するのが、私たちレディースには嬉しい美容効果の話♪ にんじんは、豊富なビタミンやミネラルを含んでいるため、肌の健康や美容にも良い影響を与えます。特に、ビタミンAは肌のターンオーバーを促進し、シミやくすみを防ぐ作用があります。また、抗酸化作用のあるカロテノイドも含まれており、これらは肌の老化を防ぐために必要な栄養素です。
さらに、にんじんには保湿効果があり、乾燥肌の改善にも役立ちます。ビタミンEやビタミンCといった成分が含まれ、これらがうるおいを与え、肌を滑らかに保つ手助けをします。定期的ににんじんを摂取することで、肌の透明感が増し、若々しい印象を与えることができるでしょう。秋から冬に乾燥する季節、根菜である「にんじん」も甘味を増す時期です。これはもう、取り入れるしかなさそうですね♪
まとめると、にんじんは目の健康促進や消化機能の改善、さらに美容効果といった様々な嬉しい効果を持つ健康食材です。日常的に取り入れることで、心身の健康をサポートし、生活の質を向上させることが期待できそうですね!
安価で手に入るし、保存もきくし、色んなメニューに加えられるから、ぜひ冷蔵庫にはいつも人参を、欠かさずにキープしておいてくださいね。もうこれだけ良いことがあったら、取り入れない手はないんじゃないでしょうか?
にんじんを使った健康的なレシピと、毎日取り入れるアイディア
にんじんはその栄養価の高さと多様な調理方法により、健康を促進する食材として人気があります。ここでは、にんじんを使った健康的なレシピを紹介し、日常的に取り入れやすいメニューを提案します。
にんじんスムージーの作り方
にんじんスムージーは、フレッシュな野菜を手軽に摂取できる人気の飲み物です。栄養価が高く、ビタミンAやカロテノイドを豊富に含むため、特に美容や健康に気を使う方におすすめです。以下にその作り方を紹介します。
まず、材料を用意します。必要なものは、
- にんじん2本
- バナナ1本
- オレンジ1個
- 水または無糖アーモンドミルク適量
①にんじん、バナナ、オレンジはは皮をむいて適当な大きさに切る。
②全部の材料をブレンダーに入れ、滑らかになるまで混ぜる。この時、必要に応じて水やアーモンドミルクを追加しながら、好みの濃さに調整します。
出来上がったスムージーは、そのまま飲むのも良いですが、冷たくしたい人は、氷を少し加えても◎。甘みが足りない場合は、ハチミツやメープルシロップを少量加えてもおいしく仕上がります。我が家は、ブレンダーを洗うのが面倒くさいので、生活クラブの人参ジュースですが、たまには、朝からこんなヘルシーなジュースを作って、ヨガをする、なんて生活にも憧れます…。
ローストにんじんの簡単レシピ
ローストにんじんはシンプルでありながら、甘さが引き立つ一品です。スナックとしてやサイドディッシュにぴったりなレシピを紹介します。我が家はこれが大好きで、特にクリスマスディナーには欠かせない一品です。(イギリスでは「西洋人参」という、白い根菜を使うのですが、これがまた美味しいんです!)
材料は、
- にんじん4本
- オリーブオイル大さじ2
- 塩・コショウ適量
- お好みでハーブ(タイムやローズマリーなど)
①まず、オーブンを200℃に予熱します。
②にんじんは皮をむいて、好みの大きさの棒状に切ります。
③この切ったにんじんをボウルに入れ、オリーブオイル、塩、コショウを加えてよく混ぜます。在る場合には、ハーブも加えて香りを引き立てましょう。
④次に、オーブン用の天板ににんじんを並べ、約20〜25分焼きます。途中で一度ひっくり返すと、均一に焼き色がつきます。
焼き上がったら、香ばしい香りに食欲がそそられるでしょう。温かいうちに召し上がれます。あれば、パルメザンチーズなんかをふりかけるのもオススメです♪(子どもがパクパク食べちゃいます!)
余談ですが、我が家の外には、ローズマリーがぐんぐん育っているのでそれをいつも取ってきて投入します。近くのホームセンターで買ってきた、150円くらいの苗が、何の手入れもしていないのに、勝手に育って凄いことになってます。私は他の植物は育てられないのですが、ローズマリーは、誰でも育てられるハーブです!
にんじんを使ったヘルシースープ
にんじんを使ったヘルシースープは、栄養満点で体を温めてくれる一品です。寒い季節や疲れた日にぴったりなレシピを紹介します。
材料は、
- にんじん3本
- 玉ねぎ1個
- じゃがいも1個
- にんにく1片
- 野菜スープかチキンスープの素+水600ml
- オリーブオイル大さじ1
- 塩・コショウ適量
①最初に、玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、オリーブオイルを熱した鍋で炒めます。
②玉ねぎが透明になったら、薄切りにしたにんじんとじゃがいもを加えます。
③全体がしっかりと炒められたら、水とスープの素を入れ、塩とコショウで味を整えます。
④その後、蓋をして中火で約30分煮込みます。
⑤にんじんとじゃがいもが柔らかくなったら、ハンドブレンダーを使って滑らかになるまで混ぜます。温かいスープを器に盛り、好みでパセリを散らせば完成!栄養豊富で、ほっと心が温まる味わいを楽しめます♪
因みに、じゃがいもは、「繋ぎ」の」ような感じで入れるのですが、なければ冷めたご飯、又はお米を投入してもOKです。我が家はじゃがいもがいつもある訳ではないので、冷ご飯を「えいっ」と入れることが多いです。あと、カレー粉を少し足したりして、味変を楽しむこともあります。スパイスを少し入れると、ぐっと冬の感じが増しますね。
おやつとしてのにんじんスティック
にんじんスティックは、手軽なおやつとして非常に人気があります。作り方は、食べやすい大きさに、切るだけ!!冷蔵庫から取り出して、手で食べることができるため、忙しい時や小腹が空いたときのスナックにぴったりです。また、にんじんはしっかりした食感で食べ応えがあり、空腹感を満たすのにも役立ちます。
このにんじんスティック、イギリスのランチパックには定番品でした!日本みたいに「お弁当」ってものがなく、子どもでも大人でも、「ランチ」と言ったら、サンドイッチやスープ、そこに丸ごとリンゴ、みたいな簡単なものなのですが、「にんじんスティック」もそのひとつで、フムス(ひよこ豆のペースト)などのディップと食べることが多かったです。他には、ヨーグルトを使ったディップや、ハーブとサワークリームを合わせたものなど、味のバリエーションも栄養価も加わり、一石二鳥!パーティーの一品としてもオススメです♪
お弁当に便利なにんじんのレシピ
「にんじんスティック」がイギリス定番のランチの一品であれば、日本の「お弁当」にもにんじんを積極的に取り入れちゃいましょう。簡単に作れるにんじんの一品レシピとして、定番の「にんじんのきんぴら」を紹介します。まず、にんじんを千切りして、フライパンでごま油を使って炒めます。そこに醤油、みりん、そしてごまを加えて味付けすれば、彩りも良くて美味しいおかずが完成します。
味変として、少量のオリーブオイルで炒め、ツナ缶を投入すれば、洋風になります。ツナ缶にオイルが入っている場合は、オリーブオイルを省いてもOK。粒マスタードなんかを加えたら、ぐっと味が引き立ちそうです。
そして、最近ヨーコがはまっているのが、「にんじんタラコしりしり」です。我が家の救世主、家事代行サービスの方が作ってくれたのですが、これがめっちゃ美味しい!!もう、お箸が止まらない!作りかたは、少量の油でいためて、小さく切ったタラコを投入し、タラコを潰しながら炒め終える感じです。最後に香りづけにお醤油を少したらせば完成!もうね、まじでお箸が止まりません…!そして、ご飯が進む!!
サラダとして楽しむにんじんのレシピ
また、にんじんを茹でてからマッシュし、お好みでマヨネーズやハーブを加える「にんじんのサラダ」などもオススメです。お弁当のおかずとしてだけでなく、家庭での夕飯にも応用でき、簡単ににんじんを摂取することができます。
王道ですが、キャロットラペなんかも、味変が楽しめる一品ですよね。我が家は「タサン志麻さん」おすすめのスライサーを使って、大量に作ります。
いかがでしたでしょうか?これらの方法を参考に、にんじんを日常的に取り入れ、楽しみながら健康を維持したいですね。毎日の食事に工夫を加えることで、栄養バランスを整え、長く健康的な生活を送る手助けとなること、間違いなし!です。
効果的ににんじんの栄養を摂取する方法
にんじんは栄養価が高く、健康を支える食品として広く親しまれていますが、その栄養を効果的に摂取するには、調理法や組み合わせが重要です。ここでは、にんじんの栄養を摂取するための具体的な方法とその理由について詳しく解説します。
加熱による栄養価の変化
にんじんを加熱すると、栄養素の変化がみられます。特に、にんじんに含まれるカロテノイドは、加熱することで体内への吸収率が向上します。生の状態では、カロテノイドは細胞壁に囲まれているため、体がその栄養素を吸収しにくいですが、加熱によって細胞壁が破壊され、吸収が促進されるのです。例えば、蒸すことで栄養素が維持される一方、煮込むと一部の水溶性ビタミンが流出してしまうため、適切な調理法が求められます。
油との相性で吸収率アップ
にんじんは、油と相性が良い食材です。カロテノイドの一種であるベータカロテンは、脂溶性の栄養素であるため、油と一緒に摂取することでその吸収率がさらに高まります。例えば、オリーブオイルを使ってにんじんをローストすることで、ベータカロテンの吸収が向上します。また、サラダなどにする際には、ドレッシングとして良質の油を使うと、にんじんに含まれる栄養素をしっかりと体に取り入れられます。これは、揚げ物や炒め物にも応用できるテクニックです。因みに、当店のキャロットケーキは、こめ油と一緒に混ぜて焼いています♪
生と加熱、どちらが良いか
生と加熱のどちらが良いかは、対象とする栄養素によって変わります。例えば、ビタミンCは熱に弱いため、生で食べることでその効果を最大限に活かすことができます。一方、先ほど述べたように、カロテノイドは加熱処理した方が効果的に吸収されることが分かっています。したがって、にんじんを利用する際は、生と加熱を組み合わせて摂取するのが最善の方法です。サラダとして生で食べる日と、スチームやローストで加熱する日を交互に取り入れることで、よりバランスよく栄養を摂取できます。
こうした調理法や食べ方を工夫することで、にんじんの栄養を最大限に活かし、健康維持や美容効果が期待できるでしょう。次は、にんじんの食べ合わせ術についてお話しします。
にんじんの健康効果を引き出す食べ合わせ
にんじんはその栄養価の高さから、日常的な食事に取り入れられている食材の一つです。しかし、にんじんの健康効果を最大限に引き出すためには、他の食材と組み合わせることが非常に重要です。この章では、特にビタミンCとの組み合わせや、他の根菜、さらにはスパイスとの相性について詳しく見ていきます。
ビタミンCとの相性
にんじんには、βカロテンが豊富に含まれています。これは体内でビタミンAに変換され、視力や免疫機能の向上に寄与しますが、ビタミンCと一緒に摂取することでその効果はさらに高まります。ビタミンCには抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ役割を果たします。また、ビタミンCは鉄分の吸収を助けるため、にんじんに含まれるミネラルの吸収も促進します。ビタミンCを豊富に含む食材としては、キウイやオレンジ、パプリカなどがあります。これらをにんじんと一緒にジュースにしたり、サラダに混ぜたりすることで、相乗効果を得ることができるでしょう。
他の根菜との組み合わせ
にんじんは他の根菜とも非常に相性が良く、栄養価の相互補完が期待できます。例えば、大根やカブ、さつまいもなどとの組み合わせを考えてみましょう。大根は消化を助ける酵素を含んでおり、にんじんと一緒に食べることで、消化に良いメニューができます。また、さつまいもは食物繊維が豊富で、腹持ちも良いため、ダイエットを考える人にもおすすめです。根菜は煮物やスープにすると、ほくほくした食感や甘みが引き立ち、さらに栄養を効果的に摂取できます。これらの食材を一つの皿に盛り付けることで、見た目にも楽しい料理が出来上がり、食べること自体が楽しみになるでしょう。
スパイスで風味と栄養を高める方法
スパイスは料理に風味を加えるだけでなく、健康に良い成分を豊富に含んでいることも特徴です。例えば、クミンやコリアンダー、ターメリックなどは抗炎症作用や抗酸化作用を持つスパイスです。にんじんにこれらのスパイスを加えることで、風味を増すだけでなく、健康効果をより促進することができます。また、黒胡椒を加えることでカロテノイドの吸収を助ける効果もありますので、料理の際にはぜひ参考にしてください。さらに、スパイスは少量でも強い風味を添えることができるため、使う量を調整することで、味のバリエーションを楽しむことが可能です。
当店のキャロットケーキに入っている「シナモン」は、漢方では身体を温める働きや、血の流れを良くする働き、冷え性や月経痛などのトラブルの改善に効くとされ、女性にとっては何とも嬉しい効果が!私はシナモンの温かみが好きで、人参スープに入れることもあれば、キャロットラペに加えることもあります。みなさんも是非、試してみてくださいね♪
まとめると、にんじんの健康効果を引き出すためには、ビタミンCを含む食材や他の根菜、さらにはスパイスとの組み合わせが非常に有効です。これらの食材と組み合わせることで、風味や栄養が相互に補完し合い、毎日の食卓がより健康的で楽しいものになるでしょう。食事のバリエーションを広げ、健康をサポートするために、積極的に取り入れていきたいですね♪
にんじんの保存方法
にんじんは栄養価が高く、さまざまな料理に使われる人気の野菜ですが、鮮度を保つためには適切な保存方法が重要です。ここでは、にんじんの保存方法について詳しく解説していきます。
冷蔵保存のポイント
にんじんを冷蔵庫で保存する際は、いくつかのポイントに注意することが大切です。まず、にんじんは湿気に弱いため、浸水や水分が多い状態で保存することは避けましょう。保存前に、にんじんの葉っぱを切り落とすことで、栄養の損失を防ぎ、保存期間を延ばすことができます。葉がついたままだと、葉っぱが水分を奪ってしまうためです。
冷蔵庫では、にんじんをポリ袋や野菜室専用の保存容器に入れて、空気を抜いて密閉しましょう。これにより、乾燥を防ぎつつ、他の野菜の匂いを吸収するのを避けることができます。理想的な温度は0℃〜5℃で、冷蔵庫の野菜室での保存が適しています。
長持ちさせるテクニック
にんじんの保存をさらに長持ちさせるためのテクニックとして、湿度管理がカギになります。湿ったキッチンペーパーを使ってにんじんを包み、その後ポリ袋に入れて密閉する方法が効果的です。これにより、にんじんが乾燥するのを防ぎ、長期間フレッシュな状態を保てます。
さらに、にんじんを保存する際は、色や外見に注意を払いましょう。傷んでいる部分がある場合、それが他のにんじんにも影響を及ぼすことがあります。傷んだ部分は早めに取り除き、健康な部分だけを保存するように心がけることで、全体の鮮度を保持することができるでしょう。
冷凍保存もできる?
にんじんは冷凍保存も可能で、これによって長期間保存することができます。ただし、冷凍する前には必ず下処理が必要です。まず、にんじんを洗い、皮を剥いた後、食べやすい大きさにカットし、水で軽くブランチング(さっと茹でる)してから冷水にさらすことで、鮮度を保ちます。このプロセスにより、酵素の働きを抑えることができ、色や風味が保持されやすくなります。
ブランチング後、しっかり水分を拭き取ったら、冷凍用の保存袋や容器に入れて保存します。この場合、袋の中の空気をしっかり抜くことで、冷凍焼けを防ぎます。冷凍保存したにんじんは、約8ヶ月から1年の間、美味しさを保つことができますが、長く保存するほど風味は少しずつ変わるため、できるだけ早く使用することをお勧めします。
とは言え、大きな声では言えませんが、わたくしヨーコ、そんなにマメな人間ではありません。ブランチングなんてせず、上の写真のようにお店でおろした人参が余ったら、そのままジップロックに平らに入れて冷凍しちゃいます。朝のお味噌汁に、好きなだけ「ぱきっ」と折って投入すれば、超時短かつ栄養満点!朝から人参入りのお味噌汁なんて、身体に超良さそうですよね♪人参が大量に余ってるときは、これで人参スープなんかも作っちゃいます。「超簡単、美味しい、身体にいい」が、嬉しいですね。
このように、にんじんは冷蔵や冷凍保存を活用することで、鮮度を保ちながら健康的な食事を楽しむことができます。適切な保存方法を覚えて、無駄なくにんじんを活用しましょう!
にんじんは、栄養価が高く、さまざまな健康効果が期待される野菜です。日常的に取り入れることで、その健康効果を最大限に引き出すことができそうですね♪
まとめ
まとめると、にんじんは健康効果が豊富で、さまざまな調理法によりその栄養を最大限に活用することができます。目的や体調に合わせた食べ方を工夫し、日常的に取り入れることで、より健康的な生活を送ることができそうです。
にんじんが持つ栄養素には、こんなものがありました。
- ビタミンA
- 抗酸化物質であるカロテノイド
そして、にんじんの健康効果は、たくさん!
- 目の健康促進
- 特に暗い場所での視力をサポート
- 腸内環境を整える
- 消化機能を改善
- ダイエットにも嬉しい効果♪
- 肌の健康や美容にも良い効果が!
にんじんの食べ方は、
- ビタミン効果を狙うなら、生で
- カロテノイド効果を狙うなら、加熱で吸収力アップ。特に油との相性は抜群!
- スパイス、他の根菜、ビタミンCと組み合わせて効果増大!
レシピも、サラダだったり、スープだったり、ローストだったりと、和風にも洋風にもなるし、メインにもサイドにもなる、何とも言えぬ万能選手!
いつもお店でにんじんに囲まれている私たち、なんだかそれだけで、凄く健康になれるような気がしています!
当店のキャロットケーキには、何と粉の1.6倍以上もの人参が入っています!生地は、「ほぼほぼ人参」です。上のレシピ以外にも、「おやつに人参を食べたいなぁ~」という方がいらっしゃったら、ぜひ、当店のキャロットケーキをお試しくださいませ。
今日は、私のにんじんへの愛を、語らせていただきました。お楽しみいただけましたでしょうか?このブログが、皆さまのお役に、少しでも立てましたら幸いです。
それでは今日はこのへんで。私から、たくさんの愛を込めて。
可愛いまる~い眼鏡に憧れる、ようこより
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